ブラームスのソナタ「雨の歌」を中心に、後山美菜子先生との初合わせに行ってきました。ひとりで練習ばかりの今、語り合うアンサンブルの音は「恵みの雨」です。一年前に中止になってしまったのと同じプログラム、全て合わせ終わって外に出ると、ちょうど雨が降り始めていました。
Wenn die matte Sommerschwüle
Lässig stritt mit frischer Kühle
クラウス・グロートの詩「雨の歌」より
ブラームスが歌曲に取り上げ、そのテーマをヴァイオリンソナタに引用したグロートの詩のこの部分が、雨が降ると急に涼しくなる夏の北海道と同じで、何だか親近感が湧いてくるのでした。
岩渕
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