あいの里の素敵なカフェレストラン Pico ricci でのカフェタイムコンサートとパフォーマンスクラスのようなアットホームな研究発表を掛け合わせた実験的な企画を無事に終えることができました。
中西志瑞香さん(ピアノ)によるショパンのエチュード Op.10 より。
井上茉子さん & 塚越琴海さん(クラリネット)と相澤宏香さん(ピアノ)によるメンデルスゾーンの演奏会用小品 第2番 Op.114。
今回のテーマは「春」ということで、季節に纏わるお話などを盛り込みながら、和やかな発表会となりました。曲目を擦り合わせたわけではないけれど、ショパンとメンデルスゾーンは同世代で、これらの曲を書いた年齢もほぼ同じ。けれども全く違う内面を持った2作品の興味深い弾き比べでした。
岡本孝慈先生(ピアノ)と岩渕のデュオでカフェタイムコンサート。
こちらも「春」をテーマに、ベートーヴェンの「スプリングソナタ」、ヴォーン•ウィリアムズの「舞い上がるひばり」、合作のFAEソナタよりシューマンの「間奏曲」とブラームスの「スケルツォ」を聴いていただきました。
ピコリッチさん特製のデザートプレートも「春」のイメージで、桜の花を使ったパンナコッタから夏先取りの紫色のエディブルフラワーまで、華やかで心のこもったおもてなしでした。
次回カフェタイムコンサートは2023年5月14日(日)14:30〜 中島杏子さん(チェロ)とのデュオで。ステップアップ研究発表は6月11日(日)14:00〜 「ロマン派の性格的小品」というテーマで予定しております。
(岩渕)
コメント