英文学を中心とした蔵書とイングリッシュガーデンのある素敵なサロン〈Studio26〉では、イギリス音楽演奏を日常的に聴くことのできる場を目指し、たくさんのシリーズ演奏会が開催されています。
イギリス在住のピアニスト関治子さんを音楽監督として8月31日から9月4日まで開催される「イギリス音楽週間」に、レクチャーコンサートとデュオリサイタルをさせていただくことになりました。リサイタルとは言っても、トークも挟ませていただく予定です。関さんは私の留学していた英国王立音楽院(Royal Acadamy of Music)の大先輩でしたので、留学時代の思い出話もさせていただけるのが楽しみです。
幕開けは8月31日、札幌交響楽団副主席ヴィオラ奏者の青木晃一さんと関さんによるリサイタル《ヴィオラとピアノ ~巨匠たちが愛した音色》です。イギリスの田園風景に、ヴィオラの音色の何とよく合うことでしょう!ヴィオリストでもある作曲家たちによるお馴染みのメロディーから珍しい作品まで、盛り沢山なコンサートです。
私が出演させていただくのは、9月2日《晴子と治子のレクチャーコンサート ~ヴォーン・ウィリアムズと1870年生まれの仲間たち~》、9月4日《ヴァイオリンとピアノで奏でるイギリスの抒情 ~ヴォーン・ウィリアムズ生誕150周年~》の2公演です。関さんが苦労して楽譜を入手してくださったホルストの「5つの小品」、ヴォーン・ウィリアムズの隠れた名曲「ロマンスとパストラール」、関さんおすすめの作曲家コールリッジ=テイラーの組曲から「カヴァティーナ」…、札幌ではあまり演奏されていない美しい作品の数々を、多くの方にご紹介できましたら嬉しく思います。
9月3日は、関さんによる公開ピアノレッスン《イギリス風公開レッスン&ワークショップ》と、ピアノトークコンサート《ピアノで語るイギリスの変容 ~20世紀~》です。ホルストやヴォーン・ウィリアムズも教鞭をとったモーリー・カレッジ・ロンドンで教える関さんの音楽と共に、きっと、1日留学気分やプチ海外旅行気分を味わっていただけることでしょう。
ご予約はStudio26音楽企画「コンサート申込みフォーム」 https://form.run/@yiu–1625839928 よりお願いいたします。
(岩渕)
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