【終演】Pico ricci Ainosato カフェタイムコンサート〈ロマン派の性格的小品を愉しむ〉

終演

あいの里の隠れ家レストラン Pico ricci にて、カフェタイムコンサート〈ロマン派の性格的小品を愉しむ〉を開催させていただきました。

キャラクターピースに焦点を当てた今回の演奏曲には、自分への挑戦のような曲も入った盛り沢山なプログラムをご用意させていただきました。

⚫︎   ヴィエニャフスキ:2つの性格的なマズルカ Op.19

⚫︎   ショパン/クライスラー:マズルカ Op.33-2

⚫︎   メンデルスゾーン/クライスラー:無言歌 Op.62-1

⚫︎   シューベルト/クライスラー:楽興の時 Op.94-3

⚫︎   ショパン:ノクターン 変ホ長調 Op.9-2(ピアノ独奏)

⚫︎   レーガー:シルエット Op.53-4(ピアノ独奏)

⚫︎   レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143-12(ピアノ独奏)

⚫︎   ヴィエニャフスキ:スケルツォ•タランテラ Op.16

⚫︎   サン=サーンス:序奏とロンド•カプリチオーソ Op.28

アンコールには、レーガーの美しいヴァイオリン小品「ロマンス ト長調」 をお聴きいただきました。

「ピアノの詩人」ショパンと「ヴァイオリンの詩人」ヴィエニャフスキのマズルカを聴き比べ、個性的ながら決して難解ではない美しいピアノ小品やそのヴァイオリン編曲版、ロマン派の超絶技巧も少し、間近でお楽しみいただきました。

グランドピアノのあるレストラン Pico ricci は、気軽なトーク付きコンサートにぴったりです。今年生誕150周年のマックス•レーガーのなかなか演奏されないピアノ作品も、わかりやすくご紹介いただきました。

今回も心のこもったデザートプレートは、ティラミスを中心に、初夏の花壇を思わせる可憐な一皿でした。

次回は、7月2日(日)15:30〜、昨年の第1回カフェタイムコンサートにもご出演いただいたピアニストの明上山貴代さんと、再びご一緒させていただきます。

(岩渕)

 

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


河野泰幸

クラリネット奏者。

京都市立堀川高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、シュトゥットガルト音楽演劇大学大学院修了。

在独中、リューベック歌劇場、プフォルツハイム市立劇場のクラリネット奏者として研鑽を積む。第10回京都芸術祭で京都市長賞受賞。

Trio Rintonareでのコンサートが評価され青山財団より2008年度バロックザール賞受賞。札幌音楽家協議会会員。

現在、札幌大谷大学芸術学部音楽学科准教授、札幌大谷高校音楽科非常勤講師。2015年より札幌在住。

詳細、過去の演奏会はこちらをご覧ください。

岩渕晴子

ヴァイオリニスト

京都市立堀川高校音楽科を卒業後、奨学生として英国王立音楽院Royal Academy of Music(ロンドン)に留学。音楽学士号BMus、教師資格LRAM、および大学院演奏ディプロマPGDip取得。

ブリストル大聖堂(イギリス)、エネスク・バルトークホール(ルーマニア)、青山音楽記念館バロックザール(京都)等にてリサイタル開催。

室内楽演奏会「ロンドン~室内楽の散歩道」「0歳からのファミリーコンサート」等主宰。イザイの無伴奏ソナタ全6曲、ヴァイオリン小品集の2枚のCD録音。国内外のオーケストラと共演を重ね、2010年いずみホール(大阪)にてモーツァルト室内管弦楽団と、2013年ルーマニアにてハーモニアス室内管弦楽団と、2014年及び2018年オラデア音楽祭(ルーマニア)にてオラデアフィルハーモニーと協奏曲共演。

兵庫芸術文化センター管弦楽団第1期コアメンバー、ヤマハなんばセンターヴァイオリン講師、ヤマハジュニア弦楽アンサンブルおよびオーケストラジュニア講師を経て、2015年より札幌市に拠点を置く。独奏、室内楽、オーケストラ奏者として演奏活動を行い、2019年ザ・ルーテルホール共催による企画ミュージック・トゥモーロ―ではピアノの岡本孝慈氏と共にブラームスのクラリネット・ソナタ(作曲家自身の編曲によるヴァイオリン版)を取り上げた。

詳細と過去の演奏会、動画はこちらをご覧ください。

TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。